ペット・動物の資格ガイド
動物の命を守る獣医師

動物の命を守る獣医師

大切なペットの命を守る“獣医さん”に注目

犬・猫・小鳥など小動物を専門としてペットの命を守ることでしられる獣医師。こうした「小動物臨床分野」においての仕事が一般的には広く知られていますが、実はさまざまな分野に携わっています。

まず、肉や牛乳を生産するための“家畜”あるいは“産業動物”と呼ばれる牛・豚・鶏などの診療と病気の予防・衛生管理の指導などを行う「農林水産分野」。ワクチン接種などによる伝染病の予防、人工授精や授精卵移植技術を用いた家畜の改良と増殖にも取り組みます。次に、私たちが口にしている肉や牛乳、あるいは魚介類など食品の安全性を確保するために、監視や指導といった業務を行う「公衆衛生分野」。BSEや鶏インフルエンザウイルスなどの検査も担当しています。そして、大学の医学部や民間の研究機関において、試験や実験動物の管理などを行う「バイオメディカル分野」。医薬品の開発や各種安全性・有効性の試験や遺伝子工学や生命科学の研究活動にも参加しているのです。

このように獣医師は、動物の健康や生命をあずかる仕事をしているだけでなく、人の健康や社会生活にも密接に関わる重要な役割も担っており、社会的責任の大きい職業と言えるでしょう。

獣医師の第一歩は、国家試験

獣医師の第一歩、それは国家資格である獣医師免許の取得です。取得するためには、獣医学科のある大学に入学し、6年間の獣医学教育を履修した後、農林水産省が行う「獣医師国家試験」を受験します。

試験は毎年1回、3月上旬に実施。学説に関する17の試験科目と獣医学全般の実地に関する試験科目とに分けて行われます。獣医師国家試験に合格すると、農林水産省に免許の交付申請手続きを行います。そして獣医師名簿に登録され、農林水産大臣による「獣医師免許」を取得すると、初めて獣医師となることができるのです。

但し、国家試験に合格しても2~3年の臨床経験を積む必要があります。獣医系大学の付属動物病院や家畜診療所などで、まずは研修医となるのが一般的です。

獣医師の職場

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